題材を色々探してみる中で、出雲大社の古代神殿を選択しました。
現在の出雲大社とは違う、古代にあったとされる伝説の建物です。
復元に挑んだ大林組のホームページ
(http://www.obayashi.co.jp/kikan_obayashi/izumo/p01.html)
に柱の寸法などが書いてあり、
作る上では好都合だと考えました。
まずは柱。
でかい。
柱の位置によって直径が異なりますが、
直径は3~3・6メートルあります。
本殿を支える9本の柱の配置図です。
中央の柱(岩根御柱)の直径だけ大きい。
それと図では岩根御柱の左右の柱の中心線がずれています。
この2本の柱は斜めに伸びていて、
最終的に柱を伸ばしていくと台形のような形になります。
本殿を支える床を井桁状に組んでいきます。
柱の下にキューブ状の部材をかませてありますが、
これはいわば目安のために配置したもので、
後々に消します。
柱をグイっとのばし、屋根を支える部材を配置。
大林組のサイトにはこの辺のサイズが記載されておらず、
大きさは結構適当です。

中央の部材(棟木)は左図のように加工。
屋根の勾配について、
大林組は左右の中心部分で直角になるように想定しています。
古代の神社建築らしいシンプルな構造です。
屋根板を支える垂木を配置。
この数も適当。
屋根板をかまします。
この上に萱葺きの屋根を乗せるようです。
ここまでの感じを正面から見てみます。
なんとなく横の広さに比べて縦の長さが短い気がする。
ということで、ちょっと背丈を伸ばしました。
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