2011年1月6日木曜日

神棚を作る(2)

前回は千木を作るところまで行きました。


作った千木を配置します。
左図では反対側(後ろ側)に付け忘れています。
最後の最後で気付き、知らないうちに付いていると思います。







次は鰹木です。
カツオに似ていることからそう呼ばれています。
鰹木とは何か。
付けた姿を見れば分かると思います。
円柱の上に直角三角形を描き、
「フォローミー」ツールでグルリとします。



鰹木の完成です。
円柱の上に逆さにした紙コップを載せた感じです。







両端の千木を基準に8本の鰹木をコピーして並べます。
これが鰹木です。







「上物」の全体像が見えてきたところで、
細かい微調整をしていきます。
例えば屋根の下の「カギ形部材」ですが、
支える柱がなく宙ぶらりんになってしまっているので、
横柱をかませます。
そのほか、左右の壁が屋根を貫いていたので形状を整えました。
作業がしにくいので、屋根を構成しているコンポーネントを「非表示」にして作業を進めます。

正面の間口製作に着手します。
壁を作って必要なところに穴を空けます。








扉を作ります。








片方が出来たら「回転」ツールを使って180度反転コピー。
あとの間口についてもここで作った扉のペアをコピーして
使い回します。

左右の間口は中央と比べて高さが違うので、
「尺度」ツールを使って高さを整えました。



間口が整うと、左のようになります。
建物本体の製作はここでほぼ終わり。
次は本体を加工欄干の製作に入ります。






本体の床の左右を広げ、
欄干を設置するスペースを確保します。







欄干の1段、2段目は角材です。
この辺は簡単に作れました。
交差点と各所に欄干を支える柱を配置します。

そしてその柱の上に
欄干の3段目となる円柱を配置します。




さて、円柱の先っぽが問題。
理想は門松に刺さっている斜め切断の竹のような形状。
私の知識ではGSUで円柱を斜めにスパッ切断できる方法を見つけられませんでした。


そこで「フォローミー」ツールを応用しました。
円を四角の角に沿ってグルリとします。







グルリとするとこうなります。
右側に折れた管を消し、
ガイドにした四角も消します。






こうなります。
ただ、このままでは「フタ」がありません。







適当に直線を引くとフタができます。
なんででしょう。
これでスパッと斜め切断した円柱のできあがり。
今回「フォローミー」ツールのガイドなる線は90度で折りましたが、
この角度を変えることによって切断面の角度も変えられます。




出来た部材と、欄干の下から3段目の円柱の部材を交換します。
力尽きました。続きはまた今度。

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