円柱の上に乗っているタマネギみたいなものです。
GoogleSketchupで古い建築物を描く上では欠かせません。
曲線が多いブツなので、フォローミーツールで描こうと思います。
擬宝珠の製造業者のホームページで画像を見ながら、
断面の平面図(半分)を描きます。
上のタマネギ部分です。
「円弧ツール」で線を組み合わつつ、
「尺度」で楕円にしたりながら、
それっぽくしています。
下地にある「面」は描きやすいように置いただけのもので、
どうせ、後々消します。
なくても完成には影響しません。
細かい話ですが、先端部分は丸くしています。
そうしておかないと、タマネギの先がツンツン尖って
ケガをするからです。
3Dで誰がケガをするわけでもないので、
尖っていてもいいのですが、
ディテールにこだわってみました。

断面の完成図です。
胴体の突起部分も忘れずに。
今は寝そべった状態ですが、
後々に作業しやすいように、
「回転」ツールを使って垂直に起こします。

「フォローミー」ツールの基準線となる円を描きます。
半径の大きさの基準は擬宝珠断面の下線です。

描いた円の線に沿って「フォローミー」ツールグルリっとすると、
擬宝珠になりました。
でも、タマネギの上の部分などに線が残り美しくありません。
消したい(なめらかにしたい)線を選択した上で、
右クリックし「エッジをソフトニング/スムージング」を選択。
「法線間の角度」を線が消えるまで上げます。
完成です。
さらに黒っぽいペイントをしてみました。
なかなかの出来に満足。
色については金色だったり、
緑青をふいているようなものもあります。
木製の擬宝珠もあり
朱塗りの柱に付けてみました。
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